信じる
最初にくだらない自分語りをさせてもらうので、興味ない人は読み飛ばしてください(笑)
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自分は出席番号がいつも1番でした。
そのせいで、新学期の自己紹介も社会の授業のプレゼンも、担任の先生との進路相談もいつも最初にやるのでした。
だから、「誰かのを真似る」という行為が許されず、むしろ「誰かの見本にされる」という立場でした。
そうして身についたのは「失敗をしないように自力で卒なくこなす」という能力でした。
大学に入ってもとりあえず失敗することだけを避け、極力人に頼らず、中途半端な完璧主義者を装っていました。
しかし、それは去年の早稲田祭に揺るがされました。
ダンボールの悪夢。
自分のキャパシティを軽々と超えてくるとんでもない量の仕事が降り注いできました。
それでも、身に染み付いた気質は人に頼ることを許してくれませんでした。
ただそれも限界を超えました。
人に頼らざるを得なくなったのです。
たくさんの人に迷惑をかけた結果、早稲田祭は無事成功を遂げたように思いました。
無事任務を遂行したという達成感と人にたくさん頼ってしまったというやるせなさに包まれていた中、先輩から助言をもらいました。
「みんなのことをもっと信じて頼ってもいいんじゃない?」
衝撃が走りました。
"信じる"
もしかしたら自分は周りのみんなを信じきれてなかったのかもしれない。
その時から自分は周りの人に手伝ってもらうことに抵抗がなくなっていきました。
その人に手伝ってもらいたいと思うのは"その人を信頼していて、その上で力を貸して欲しいんだ"ということに気がつきました。
そして迎えた最後の早稲田祭。
1つの企画の責任者という重大な役目を背負うことになった自分は、副責任者とチームリーダーのみんなの能力を信頼していろんな仕事をお願いしました。
すると、【責任者という立場である自分にしかできないこと】が見えてきて、企画の中で自分の力を発揮することに集中できました。
結果、かけがえのない時間と最高の思い出をたくさんの人から頂くことができました。
ありがとうでいっぱいです。
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長々とすみません。
最後に一言だけ言わせてください。
【人はできないことができるようになった時に成長をするもの】だと常々思ってます。
皆さん、是非「自分にはできないんじゃないか」と思っていることに挑戦してください。
その挑戦をしていて辛いことがあって倒れそうになったら周りの人たちを信頼して助けを求めてみてください。
ここは喜んで手を差し伸べてくれる人がたくさんいるとても温かいサークルです。
みんな、今までいろいろと助けてくれてありがとう。
大好きなみんなが、少しでも多くの有意義な時間を過ごせることを願っています。
記:匿名